超ハマる『ブレイキング・バッド』で睡眠不足!
ここのところ、このマイペースなブログをずっと更新していなかったのですが、それはその間、ずーっと『ブレイキング・バッド』を見ていたからなのです。
また、海外ドラマです。
これはですね、ま~毎回どのドラマをみても同じことを言っているのですが、本当に面白かった!というか、見ごたえがハンパなかったです。
ドラマとは、こういうもののことを言うのだ!きっとそうだ!と確信する次第でした。
何が良かったって・・・。
当たり前ですが、まったくこちらを飽きさせないんですよね。
よくドラマでも、「まあ、このドラマの展開というかオチというか落としどころはこんなところだろう」というものが観ている途中でなんとなくわかってきてしまうものなんですが、これは一話一話にそれぞれの趣があって、ドラマがあって、読めない展開があって、人間の深淵を垣間見れる瞬間があって、次は?次は?という期待感以外にも、こころにキュっと残るなにかがあるのです。
もう、毎晩観てました。
夜は疲れてどうせ建設的なことはなにもできないのだからと自分に言い訳しながらドラマ三昧。一晩に2~3話観て、休みの日、時間があれば何話も観て、そしてついに昨日、ファイナルシーズンにあたるシーズン5の最終話を見終わりました。
終わってしまった・・・。という喪失感。
でも、なんとなく納得の終わり方だったような感じがします。「え~そんな感じでおわっちゃうんかい」というあの虚しさは意外と残りませんでした!
公式ホームページを見つけました♪
あらすじやネタバレはこのブログではしませんが、ここ以下はちょっとだけ危険かな?
ウォルターの共犯、ジェシーが魅力的!
私はとにかくジェシー・ピンクマンが大好きで、この青年の人間性、愛嬌、愛情深さがたまらなくて、クズといえばクズなことばかりやっているオトコなのですが、気が付けば終始彼を応援し、その悲しみや怒りに共感していたような気がするのです。
欲望と信念で精神が崩壊していった!?ウォルターの怖さ
ウォルターについては、もう、なんなん、この人、いったい頭の中どうなっているんだろう、いつからこの人の常識はここまで非常識になったのだろう。もうヤメチクレ~!!と目を覆いながらも、その断固揺るがない彼なりの信念の強さに感服もしていたりして、とにかくこの人には終始ハラハラさせられました。
そして彼へのそこはかとない嫌悪感のようなものは、人間のどうしようもない欲望や自分本位なアイデンティティによって感じさせれられるものなのではないかと思うのです。ずいぶん勝手なヤツ、それが人間の本質だとすれば、彼の行いはまさにその究極に位置するもので、人間から理性とか社会性とか、他者に対する尊重なんかをとっぱらったらこんな感じになるのかな、なんて思ったり。
まあ、普通はこんなことあんなこと、やっていいものじゃないけど(環境的、能力的にもムリ!)、それでも彼は強かった。とにかく強かったし揺るがなかった。ということだけは言えます。
男の人なんかは、ウォルターをみて、もしかしたら憧れすら抱くのではないですかね。
こんな風に、揺るがない信念をもって生きてみたい。自分の信念を貫くためには手段を選ばない、そんな強さを持ってみたいって・・・。
とにかく良かったです。このドラマ、本当に。
スピンオフドラマ、『ベター・コール・ソウル』が楽しみ!
そしてですね、このドラマには、スピンオフがあるのですよ!
『ブレイキング・バッド』から派生したドラマ、『ベター・コール・ソウル』です!!
やったあ~♪
見終わったことへの喪失感が薄らいだのも、このドラマの存在があったからかもしれない♪
『ブレイキング・バッド』の中にはウォルターやジェシー以外にも、興味深く面白い人物が何人かいたのですが、このドラマは彼らがことそこ(ブレイキング・バッド)に至るまでの物語です。ガス、マイク、そしてソウル。この3人は間違いなく出てくるらしいので、本当に楽しみ!
もうソウルなんて、彼はワルい弁護士なのですが、ブレイキングバッドで本当に面白か
ったし、ガス・フリングの冷静沈着なその佇まいも魅力的だったし、マイクもニヒルでかっこよかったし、この人たちの話がまだ観られることがたまりません!
加えて言うと、もっとすごい事件!?なのですが、私が大好きなジェシーの映画が、10月11日にNetflixで配信されるのです!
その名も『エルカミーノ・ブレイキング・バッド THE MOVIE』。
やった!!
つまり、『ブレイキング・バッド』後の彼の物語なのです!
これからジェシーはどうなっちゃうんだろう、と思っていたところ、こんな映画があることを知り、狂喜乱舞。
10月11日はもうすぐなので、良かった~!
そんなに待たされません。
というわけで、『ブレイキング・バッド』の感想、『エルカミーノ・ブレイキング・バッド THE MOVIE』『ベター・コール・ソウル』への期待表明でした♪