”まぶしすぎる”ドラマ『まぶしくて』
『まぶしくて』・・・。
観ました。
本当にまぶしすぎました。
人生はまぶしいものなのです。
その苦しみも、その悲しみも、その喜びも、
ぜ~んぶ、まぶしいものなのです!!
これを観ないのは、良くないです。
私はぜったいに多くの人に観てもらいたいです。
この話について突っ込んで書くと、必ずネタバレになると思うので、 言葉を選んで書きます!
といって、ネタバレしないように、どうやって書くのか。
このお話は、キム・ヘジャという女性と、イ・ジュナという男性のお話?
いや、そんな浅いもんじゃないんですけど、
とりあえず、彼らのことが中心となって、いろいろなストーリーが展開していくのですが・・・
『まぶしくて』をこれから観る人は読んじゃだめ!
よし!ここからは、観た人だけ読んでくださいね!
ゼッタイ。
(まだ観ていない+観る予定のある人は読んじゃダメ~。責任もてないので!!)
このお話の最後、本当に驚きました。よね?
!!!!
って感じですよね。
私はそれを知るまで、これは一種のファンタジードラマだと思っていました。
突然起こった不可思議な現象はまるで本当のことのようだったし、 ストーリーはその不可思議に沿ってあまりに自然に展開していくし、
私はその「ありえない~」状況を信じてずっと観てきました。
多分観た方、同じですよね。
なんといっても時計!!
すごい時計だな、って。
でもこれはドラマだし、まあ、あるよねって。
だからこの展開を、なんというか、固唾をのんで見守っていたというか。
ナム・ジェヒョク演じるイ・ジュナが抱える悲しみに共感し、ハン・ジミン演じるキム・ヘジャの悲劇に投影されている人生の残酷さについて深く考えさせられたり、
ヘジャの兄ちゃんオモロイなとか、
ヘジャのお父さん、ヘジャがあんな風になったからって、そんな「・・・・・」な態度とらなくたって、と思ったり、
お母さんの厳しくも?温かい人柄に、そこはかとなく心打たれたり、ヘジャとお友達の友情に胸が熱くなったり・・・
そんなこんなでドラマを観続けました。
そしてまだ真実が発覚(観ている人にね!)する直前の、ドタバタ珍道中的な正義の戦いの話も、本当にハラハラ、ドキドキ、そしてワクワクしながら観させてもらっていました。
とにかく本当にこのドラマを楽しませてもらってました。
そして知る、ドラマ『まぶしくて』の真実!
そして、
この真実!!!
この展開!!
ジュナとヘジャの過去があまりに残酷で、このお話の全容がわかるにつれ、
もう・・・切ないことこの上なかったです。
「ああああああ~そうだったんだああああ」
って、合点がいきました。
ただ「それにしちゃ、あまりに今までの話の内容、展開が具体的すぎたな」とか、いろいろと突っ込みどころはあるものの、そういったことを含めたうえで、 このドラマの思い切った作り方とか作り手が伝えたかったこととか、もういろんなことを考えさせられました。
そして結果が、
これは「まぶしくて」仕方ないドラマでした、ということなんです。
これから老いていく自分自身のこと、避けることのできない、人それぞれがもつ「運命」とその重みなんかについて考えさせられて、とにかくいろんな思いがひしひしと、そして激しく押し寄せてくるようなドラマでした。
『まぶしくて』は、これ、本当に多くの人に観てほしいです。
ドラマや映画には、ひとそれぞれに好きとか嫌いの基準があると思いますし、こういったドラマは好きではない、という人もいるかもしれませんが、
やっぱり観てほしいですね!
って、ここまで読んだ人は、もう観た人だけなはずなのですが・・・!
このドラマ、正直・・・
「え~!!じゃあ、これまでの話は一体なんだったの???夢?妄想??ぜ~んぶヘジャの??」となりますが、でも、本当に観てよかったドラマでした!!
とにかくオススメです!!