須々木ユミの「これを観よう!」

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松坂桃李主演!『娼年』<その見どころは濡れ場と・・・>

最近は海外ドラマばかり観ていた私ですが・・・

娼年

 今、松坂桃李くんの「娼年」を観終わりました・・・!

Netflixで配信中です!(2019年11月18日現在)

大好きな俳優、松坂桃李くん主演!

R18指定の、結構・・・すごい映画でしたが、私は桃李くんがシンケンジャーの頃から好きで、その桃李くんの映画とあっては見ないわけにはいかない・・・のだ!と言い訳しつつ、観てしまいました!

 

結論からいうと、なかなか良かったのです。

濡れ場に次ぐ濡れ場、といった感じなのですが、イヤラシイ、というよりは、なにか切実なのです。

何がって・・・

 女性の切実な欲望と悲しみに共感

なんだか観終わったばかりでうまく書けないのですが、女という生き物が抱える切実さというんでしょうか。私の中にも、となりのあの人にもある、それぞれの切実さ、その抱え込んだ「切実」な欲求が、こんな書き方をすると下世話な感じになってしまうのですが、「いい男」に出会うことで、噴出してしまうんですよ。

 

普段は心の奥深くに押し込まれている悲しみとか欲望が、見事に表に出てきてしまう。それを誘発するのが、どこか陰のある大学生娼夫のりょうくん(桃李くん)なのです。りょうくんならあり得る・・・!

 

私はもともと桃李くんが好きなので、感情移入がハンパなかったのです。あの顔で、あのスタイルで、あのちょっとくぐもった声でそんな風にされたら、そりゃ~・・・なのです~。

 

濡れ場が多いので、子どもたちの目を盗んでイヤホンで観ていたのですが、大変でした。途中でストップしたりして。

「ホレ、あっち行ってろ」

です。

 

そして、こんな言い方しかできない自分が情けないのですが、やっぱり自分好みの男性っていいな、っていうことなんです。好きだな、いいなと思えば、ココロも緩んでしまう。そういう生き物です。人間って。

 

私ももし桃李くんが目の前に現れて、決してウソではないやさしさで私に触れてくれたら、もう、全部いろいろさらけ出しちゃうかも~なんて思ってしまいました。きれいごとではなく、エッチな部分よりも、なんていうか、心の中をさらけ出してしまうかも、と思うのです。

 

いや、ちょっとやはりきれいごとだったか。

その「心」をさらけ出す過程で、多分彼を求めてしまうのだろうな。だって好きなんだから、その顔も声も。

 松坂桃李くんの体当たりの演技がスゴい!

ああ~まとまらないのですが、とにかく桃李くんの演技はすごかったです。この役を演じきった彼の覚悟を感じましたし、すばらしい俳優さんだと思います。なかなかできるもんじゃない、と思います。ほとんど裸ですし、濡れ場のリアルさも最上級。

 

それにしても、セックスって、心そのものなのかもしれないですね。やっていることは男女の体当たり、まるで格闘のようなものなのだけれど、心の在り様がその行為に現れるし、その行為が心を解き放ったり固くしたりもする。まさに連結、一心同体の心と体なのです!

 

と照れくさい話をババくさく締めくくり、この映画の感想を終わります!

正直、私くらいの年の女性にはぜひ観てもらいたいです!

観れば・・・わかりますので!