『ザ・ミスト』撮影打ち切り(涙)。ぜひとも続きをお願いしたいです。
こんな思いは久しぶりでした。以前にも、なんというドラマだったかな、突然撮影打ち切りになってしまっていた海外ドラマを、そうとは知らずに見ていた私。続きがないので、え?え?どういうこと?と検索を繰り返し、そのドラマがもう撮影されていないこと、すなわち続きがないことを知ったのでした。
もう、そのモンモンもやもやがしんどくて、しばらくはのぞみのない検索を繰り返しましたが、ないものはナイ!やっぱりもう続きは観られないのだと観念したのを思い出します。
もうこんな思いはしたくない・・・と思っていたのに、またしてもやられました。それがこのドラマ、『ザ・ミスト』です。
シーズン1ということは、シーズン2があってしかるべきなのに、ないんですよ。そして例によって得意の検索をしたのですが、ナイらしいです。続き。
スティーブン・キング原作
どんなドラマか、というと、これはスティーブン・キング原作のドラマで、彼が書いた小説、『シャイニング』とか『ペットセメタリー』とか『ミザリー』とかはどんどん映画化されているわけですが、この『ミスト』にも映画があるらしいです。(あ、大分前に見たこと思い出した!あれかあ!)私はそのドラマバージョンを見たのですが、ものすごく意味ありげなシーンで終了してしまいました。続きがあることマチガイナシ、いや続きがある!でしかない状態でした。
とまあ、グチグチ言っていてもしかたがないので、このドラマがどんなものだったのか、簡単に書いてみようかなと思います。(映画のほうは先ほど思い出しました・・・!印象としてはこのドラマと映画は大分イメージが違う感じです)
『ザ・ミスト』 ドラマの雰囲気(あらすじではないです)
これは、謎の霧があるとき街を覆い、その霧の中には得体のしれない何か、が宿っているというか潜んでいて、とにかくその霧に覆いつくされた外に出ると、人々はいろんな死に方をしてしまうのです。
蛾が耳の中に入ってきて、なぜだかその蛾の?羽が背中から生えてきて、口からは蛾がワ~っと出てきて、バタン、とか、ヒルのでっかいバージョンみたいなものが上から落ちてきて、傷口からそれらが侵入して、とか、気が狂ったような人物がいきなり現れて、銃でズドンとやられる、とか、わけのわからない「殺され方」をしてしまう。
そんなだからもう街には死体がいっぱいで、外に出るときは決死の覚悟。車から降りるときも猛ダッシュをかけて室内に入り、命をつなぐ、っていうような感じ。
このドラマの主人公は、「尻軽」と呼ばれ、その奔放な性教育で教師を辞めさせられた女性とその娘、そして旦那、といったところです。
あれこれあらすじを書くと長くなるし大変なのでやめておきますが、なかなかに希望のない状態が延々と続く感じです。外には常にどんよりと暗く恐ろしい霧が立ち込め、ショッピングモールに閉じ込められた人達による救いのない争いとか、しまいには殺人まで起こる。極限の状態におかれることで人間の醜さとか本質なんかがしっかりと表に出てしまって、もうだれにも止められない。
ドラマの中では悪くもない、いや、むしろ善良な若者が誤解をされたために死に追いやられたり、やってもいない殺人のために主人公たちがショッピングモールから追放されたり、嘘つき青年によって彼らが真実を見失ってしまったり、と、悪いことばかりが起こる。それでも、これ、どういうことなんだろう。この霧はいったい何なんだろう。ちょっと頭がおかしくなった感じの老婆が言っていた、神とかなんとかの啓示というか、自然の摂理みたいなものなのだろうか、とか、見れば見るほど真実を知りたい気持ちが募っていくのです。
そしてショッピングモールを追放された主人公たちが命からがらな感じで車に乗り、命をつなぐために走り続けていると、列車が走っているのを発見。これに乗れば助かるかも、というところでオシマイ。列車からはたくさんの人が無理やり下ろされ、なにやら尋常ではない事態がおこっているのが分かるのですが・・・。この先はないので、わかりません。原作読めばいいのかな~。そもそもこのドラマは原作に忠実なのだろうか。
原作読めたらまた、書きますね!